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ポケカSV期のSAR・UR 229枚、いま店頭でいくらか——2026年9月の販売価格を全件記録した

This article is published in Japanese.

duelist.jpのデータベースは、2026年9月24日にスカーレット&バイオレット期(以下SV期)のSAR(スペシャルアートレア)とUR(ウルトラレア)全229枚について、国内カードショップの公開販売価格を同じ日に採取し、各カードのページに観測日と出所つきで記録した。相場データとしては当サイト初回の記録である。本稿ではその全体像を示す。

採取の方法と限界

出所は晴れる屋2の公開検索ページに表示された販売価格である。カード名・レアリティ・型番(番号/総数とセット記号)を当サイトのレコードと完全一致させ、同一カードに複数の出品がある場合は最安値を採った。状態は未鑑定(raw)として扱う。

この数字は「店頭で買うといくらか」であって、「売るといくらか」でも「落札されたのはいくらか」でもない。買取価格や落札相場は販売価格より低く出るのが通例で、目安としては販売価格の6〜8割程度と見るのが無難だが、これは推計であり個別カードで大きく外れる。価格は日々動くため、各カードページの観測日を必ず確認してほしい。

上位15枚

229枚のうち最高値は2枚が並んだ。シャイニートレジャーexのミュウex(SV4a 347/190)と、超電ブレイカーのピカチュウex(SV8 132/106)で、いずれも8万円である。以下、ポケモンカード151のリザードンex(SV2a 201/165)が6万8千円、ロケット団の栄光のロケット団のミュウツーex(SV10 125/098)が6万4千円、テラスタルフェスexのブラッキーex(SV8a 217/187)が6万3千円と続く。

6位以下は、クリムゾンヘイズのゲッコウガex(SV5a 090/066)と熱風のアリーナのシロナのガブリアスex(SV9a 087/063)が4万8千円で並び、黒炎の支配者のリザードンex(SV3 134/108)が4万4千円、151のミュウex(SV2a 205/165)が4万2千円、クレイバーストのナンジャモ(SV2D 096/071)が3万9千円。ここまでが10位で、11位から15位はシャイニートレジャーexのリザードンex(3万6千円)、熱風のアリーナのヒビキのホウオウex(3万3千円)、楽園ドラゴーナのラティアスex(2万6千円)、スカーレットexのサーナイトex(2万2千円)、テラスタルフェスexのニンフィアex(2万円)である。

上位15枚はすべてSARで、URは1枚も入っていない。SV期においてはURよりSARのほうが高く評価される傾向がこの数字からも読み取れる。

分布——中央値は1,900円

229枚の中央値は1,900円である。1万円以上は29枚で全体の13%、1,000円未満は51枚で22%を占める。「SAR・URなら高い」という直感は上位に限った話で、半数以上は2千円以下で買える。

弾ごとに見ると、中央値が高いのはポケモンカード151(8,500円)、ロケット団の栄光(7,000円)、熱風のアリーナ(6,500円)で、いずれも人気の高い題材(初代151匹、ロケット団、歴代チャンピオン)を扱った弾である。逆に黒炎の支配者やテラスタルフェスexは最高値こそ高いが中央値は1,000円前後で、看板カード1〜2枚に価格が集中している。

価格の読み方

同じカード名でも、収録弾と番号が違えば別のカードであり、価格も別である。リザードンexのSARは151(SV2a 201)、黒炎の支配者(SV3 134)、シャイニートレジャーex(SV4a 349)の3種があり、それぞれ6万8千円、4万4千円、3万6千円と開きがある。型番を見ずにカード名だけで相場を語ると必ず混乱する。当サイトのカードページは型番単位で分かれているので、手元のカードの右下に印字された番号と照合してほしい。

今回の229枚は今後も同じ方法で定期的に採取し、各カードの価格履歴として蓄積する。ソード&シールド期のSAR・UR・SSR・HRについても採取を進めている。