ポケカのレアリティ略号を読む——C・U・R・RR・AR・SR・SAR・UR・ACEとは何か
日本版ポケモンカードの右下には、コレクションナンバー(例: 106/078)とセット記号(例: SV1S)に並んで、レアリティを示す略号が印字されている。duelist.jpはこの略号をそのまま「レアリティ」として記録しており、遊戯王のように日本語名(スーパーレア等)には置き換えていない。本稿では略号の意味と序列を整理する。
基本の4段階
CはCommon(コモン)、UはUncommon(アンコモン)、RはRare(レア)、RRはDouble Rare(ダブルレア)である。Cがもっとも封入率が高く、RRは主にポケモンexが該当する。ソード&シールド期にはRRの上にRRR(トリプルレア、VMAXやVSTAR)があった。
上位レアリティ
AR(アートレア)は通常のカードに特別なイラストを施したもので、SV期に導入された。SR(スーパーレア)はポケモンexやサポートのイラスト違い、SAR(スペシャルアートレア)はその上位で、カード全面にイラストが描かれる。UR(ウルトラレア)は金色の加工が施されたカードで、番号上は最後尾に置かれることが多い。
序列を価格で見ると、SV期ではSARがURより高く評価される傾向がはっきりしている。2026年9月に当サイトが採取したSV期SAR・UR229枚の販売価格では、上位15枚がすべてSARだった。詳しくは別稿「ポケカSV期のSAR・UR 229枚、いま店頭でいくらか」を参照してほしい。
ソード&シールド期に特有の略号
S(シャイニー、色違い)、SSR(シャイニースーパーレア)、CHR(キャラクターレア)、CSR(キャラクタースーパーレア)、HR(ハイパーレア、虹色加工)、K(かがやくポケモン)、A(アメイジングレア)は主にソード&シールド期の略号である。SV期ではHRが廃止されSARに置き換わった、と整理すると分かりやすい。
ACEと「-」
ACEはACE SPEC(エーススペック)で、デッキに1枚しか入れられない強力なトレーナーズやエネルギーに付く。レアリティというより特別枠だが、印字上は略号として扱われるので当サイトでもそのまま記録している。
もうひとつ注意が必要なのが、レアリティ略号が印字されていないカードである。シャイニートレジャーex(SV4a)やテラスタルフェスex(SV8a)のようなハイクラスパックでは、本弾番号(例: 001/190〜190/190)のカードに略号がない。一次ソースでも空欄になっているため、当サイトではこれを「-」(レアリティマークなし)として記録し、英語表示ではNo rarity markとしている。「レアリティ不明」ではなく「印字がない」という事実の記録である。
型番との組み合わせで一枚が決まる
同じカード名・同じ番号でもレアリティが違えば別のカードである。たとえばスカーレットexのコライドンexは、RR(SV1S 050/078)、SR(SV1S 094/078)、SAR(SV1S 103/078)、UR(SV1S 106/078)の4種があり、価格は大きく異なる。当サイトのカードIDは「タイトル-セット記号-番号-レアリティ略号」の形で、この4要素すべてで一枚を特定している。